007の次回作品で、ラシャーナ・リンチという黒人女性が007の後継者になるということが発表となりました。
念のため注意ですが、ラシャーナ・リンチがジェームズ・ボンドになるわけではありません。
007というコードネームを引き継ぐという設定だそうです。
また、007が女性になるに伴い、「ボンド・ガール」という呼び名が「ボンド・ウーマン」という呼び方に変わるそうです。「ボンド・ウーマン」なんだか「ワンダー・ウーマン」みたいで強そうですね。
007が女性になるという設定は、それはそれで新鮮ではありますが、オールド・ファンからするとやっぱりしっくりいかない。。。
こんなことをいうと○○ハラだとか言われそうですが、そもそもイアン・フレミングの原作が1960年代なわけですよ。
その時代は男性のほうが強かったし、第一作の映画「ドクター・ノオ」でもジェームズ・ボンドを稀代の伊達男として描いていて、女性はあくまでその相方であったから伊達男が際立ったのだと思います。
時代とともに女性が強くなって、かつての伊達男が頭があがらないなんてなったら、マンガじゃないんだから製作者はないを考えているのやら。。。
実際にどんなストーリーになるかの詳細はわかりませんが、発表では、ボンドがいつもどおりのアプローチを試みるけれど、新しい007にそでにされるとか。
ボンドが引退生活を送ったあとにラシャーナが007を継いだ。。。とあるので、ボンドは何歳なんだろう。。。下手したら単に助平ジジイが降られたみたいさびしい話じゃん!などと心配
になります。
ちゃきちゃきの007ファンを自称するわたしとしては、007シリーズは2作目までで終わってほしかったですね。
アンコールの声があっても、ショーン・コネリーはブヨブヨの中年腹を再登場でさらしてほしくなかったですよ。
「Never say,never again」ではなく「Please say, never again」という感じですな。
そもそも、ケネディ・大統領がイアン・フレッミングが好きだといったのがきっかけでブームになったぐらいで、そこにはしゃれた伊達男のベースがあると思うんです。
そう考えると、どんなに男性が弱くなっても、やっぱり007はダンディーなジェームズ・ボンドであってほしいんですがねえ。どうでしょうか?
なんだかんだいって映画を見に行ってしまうんでしょうが、007が月に行ってしまっても文句をいいませんでしたが、今回ばかりは大いに文句を言おうと思うので、公開を楽しみにしています。