毎年、興味を持って追いかけるテーマを持っています。
昨年は、山崎豊子の小説と戦略論でしたね。
今年はどうしようと思っていたところ、ふとした機会から量子力学に興味を持っています。
もともとは、田原宏志氏の「運」につての本を読んだことがきっかけです
(題名を忘れてしまったので、思い出したら書きます)
その中で、ゼロ・ポイント・フィールド仮説というのが出てきて、ちょっとオカルト・チックではあるんですが、興味をそそられる仮説が出てきて、それが量子物理学の分野の話なんだそうです。
その「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」ですが、自分の理解するところでは、この宇宙には時間や空間を超えてすべての情報が凝縮しているような点があるそうです。
で、田原氏のいうところでは、そこにアクセスできるということが「運」とかそういうことに関係してくるのではないか、ということみたいです。
理解不足で申し訳ないんですが、田原氏は本の中では宗教まで話を広げて解説しています。しかし、そこまでいくと私あたりの説明では、逆にちょっと胡散臭く聞こえてしまいそうなので、ここでは詳しく書きません。
大人になってから、数学とか物理学とか、いわばサイエンス系の話に興味が出てきてしまったので、いまさらながら数学をもっとしっかりやってこなかったことを後悔しています。
このブログで、そういった分野のやり直しもやってみようと考えています。
さて、話が戻って「量子力学」ですが、最近は「量子」だの「クウォンタム」だのときどき聞くようになりました。破綻しましたが、「クウォンタム・ファンド」なんて、洒落た名前を付けた投資ファンドもありましたね。
私も物理学は全く素人なので、一応おさらいで現代の物理学についてまとまえみます。
現代の物理学の理論は、大まかにいって、
①ニュートンの古典力学
②アインシュタインの相対性理論
③量子力論(量子論)
に分かれています。もちろん、それ以外まだ未解決の分野は多いので、第四、第五の理論体系が出てくる可能性は十分あります。
①の古典力学は、いわば我々が目に触れる範囲での物理法則と思ってもらえればいいと思います。
②の相対性理論は、誤差が非常に小さい話の世界なので、主に宇宙大の話など、ものすご~い大きな世界での物理現象に有効と言えます。
③の量子論は、逆にものすご~く小さい世界での物理現象に有効だと言えます。
上記の理論は、それぞれ得意・不得意があり、すべての世界をまとめて説明できるような理論がまだ出てきていない、というのが現在の物理学の状況のようです。
とてつもない大きな世界の話では、相対性理論の説明ができるが、とてつもなく小さな世界では、量子論でなければ説明がつかない、というもののようです。
おまけにその両方は、古典力学が理解しやすい我々からすると、???という理論なので、いったいどれが本当かよくわからない、といったのが正直な感想です。
本来は、物理学は、やたら難しい数式の証明で成り立っていますが、一般の私たちは別に証明をする立場ではないので、物理学のイマジネーションを楽しむ意味でこの問題に取り組んでみようかなと思っています。
「要はどういうことなのか」ということですね。