改めて「巨人の星」を振り返る

先日レビュー?した漫画「巨人の星」ですが、先週末にまたつい読み返してしまいました。

 

もう内容を知っているから、前9巻なんてあっという間なんですが、読み旅に突っ込みどころも多くておもしろい。

 

今回あらためて気が付いたのは、登場人物がやたら泣くんですな。

 

星一家だけでなく、あのクールな花形満もなくし、いなかっぺの左門豊作もなくし。。。

 

幕末の武士はよく泣いたそうですが、昭和40年代の初めの日本人もよく泣いたんでしょうか?

あまりにみんな泣くので、結構勘定丸出しのいい時代だったのかもしれません。もっとも、泣きすぎてちょっと暑苦しいこともありますが。

 

昔こうした「巨人の星」の突っ込み本がありました。タイトルは忘れてしまいましたが。

その中で、星一徹はちゃぶ台をひっくり返すイメージがあるが、実は1回もひっくり返したことがない、という記事がありました。

 

確かに、飛雄馬をひっぱたいて、はずみでちゃぶ台がひっくり返ったシーンはオープニングかなにかであったんですが、おもむろにひっくり返したことはない!

 

。。。と思っていたんですが、残念ながらユーチーブで星一徹がちゃぶ台をひっくり返すシーンを見つけてしまいました。

ユーチーブって便利ですね。

 

星一徹も、せっかく名誉が保たれたと思ったら、21世紀に入って再び落とされるとは思ってなかったでしょうね。

ちなみに、「巨人の星」の最初のころは、星一徹は36歳の設定だったこうです。やけnジジイ。

 

よく考えてみたら、花形、左門、伴は同級生で高校卒業してプロになったわけだし、飛雄馬は高校1年で中退だったわけですから、彼らは20歳になったかならないかのころの話なんですよ。

やけにみんな大人びてたなあ。

まあ、花形満は小学校でスポーツカー運転してたんですから、大人びてたかもしれません。

 

川上監督も、V9のころはまだ40代だったということえで、昔の人は貫禄がありましたねえ。

 

先日、東京ドームに記念品を買いに行ったら、背番号16グッズはありませんでした。

背番号14(沢村栄一)グッズもありませんでした。

ついでに34(金田正一)もありませんでした。

 

16番グッズとかコアなファンのためにぜひ作ってほしいですね。

昨日今日の巨人ファンじゃないんだぜ、的な雰囲気がだせてとてもよい。

 

そういいいながら、実は阪神タイガースファンでして、それもランディー・バースが好き。

 

ただ、背番号10番(藤村または花形)のグッズもできれば作ってほしいです。

コアな阪神ファンのために。

 

kmenta1971

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